- 2022年1月16日
【PC】フルキーボードなのにテンキーレスサイズのキーボード
パソコンのキーボードには、テンキーを入れて約108個のキーを入れたフルサイズキーボードや、テンキーをなくしたテンキーレスキーボードなどがあります。
フルサイズは必要なキーが一通り揃っている為、とても機能的ですがどうしてもサイズが大きく、場所を取ります。
対してテンキーレスや、さらに少ないキーの60%キーボードとなるとデスクを広く使えますが、数字をたくさん打つ作業には不向きです。
そこで今回レビューするのは、テンキーがあるのにテンキーレスサイズという珍しいキーボードです。
パソコンデスクのスペースを広く取りながら、テンキーで作業効率がアップし、手の移動距離も短くスムーズなデスクワークが可能になります。
結論としては、これまで8台ほどキーボードを買って試してみましたが、今のところ筆者にとっては最高のキーボードになっています。
テンキー付きなのに場所をとらない
フルサイズキーボードは、ホームポジションとマウスの間にテンキーがある形なので、「マウスからホームポジションに戻る際の右手の移動距離が遠いのが嫌だ」という意見があります。
確かにテンキーをほとんど使わないという方にとっては、テンキーは無くても困らないものです。無い方が省スペースになるので、机も広く使えて作業時間の短縮につながります。
今回のレビューキーボードは、テンキーがありながらテンキーレスサイズという、フルサイズとテンキーレスの良いとこ取りした製品なのです。
筆者の使用しているパソコンデスクは、フルサイズキーボードとマウスを置くと、どうしてもキーボードを左にずらさなくてはなりませんでした。
すると、キーボードが身体の正面に対してかなり左にあるので、右手の角度がおかしいことになって、タイピングが非常に疲れてしまう状況でした。
腱鞘炎のような症状もたまに出てしまうほどに。
そこでしばらくの間はテンキーレスモデルを使用していたのですが、数字を打つことも多く、独立したテンキーを購入しパソコンモニターの下とかに置いていたのですが、
これはこれでテンキーまでの距離が遠く、1つ2つの数字ならキーボード上の横一列に並んでる数字を打つようになりました。
そんな時に出会ったのが、本記事の主役のキーボード「アーキス Maestro2S」です。
軸も選べる
メカニカルなので、好きな軸色を選ぶことができます。静かな環境でタイピングする必要があるなら、オススメは静音赤軸です。
意図的にうるさくしようとしなければ、どのような環境でも使用できます。
また嬉しい日本語配列と英語配列の2種類から選ぶことができます。筆者は、英語配列の静音赤軸を使用しています。
多少独特なキー配列にはなってはいますが、そこまで大きく独自配列という風には感じません。
強いて挙げるなら独立して矢印キーが省スペース実現の為、やや左側に寄せられていることくらいでしょうか?
それ以外にも省かれたキーはありますが、大抵はFnキーとの組み合わせで押すことができます。
例、「Home」とか「End」など
さらに、本体裏にDIPスイッチを操作することで、「Ctrl」と「CapsLock」の位置を入れ替えたり、「Windowsボタン」と「Alt」を入れ替えたりと、カスタマイズ性もあります。
ちなみに筆者は「Ctrl」と「CapsLock」の位置を入れ替えて、HHKBと同様の配列にしています。慣れるとコピペがもの凄く楽になります。
オススメする人
本記事でレビューしたアーキスの省スペースキーボードが向いている人は以下の通りです。
・小さいキーボードが良いけど、テンキーは使いたいという方
・メカニカルキーボードが欲しいという方
・キー配列を多少カスタマイズしたいという方
著者紹介
月宮エナ
書店員、飲食店経営を経てブロガーに転身 生活に役立つ知識や方法、雑学といったものを人に説明することが好きなブロガー