なぜ「うさぎは寂しいと死んでしまう」と言われているのか?

うさぎに関して、多くの方が何故か知っている言い伝えに「ウサギは寂しいと死んでしまう」というものがあります。

どうしてそのようなことが言われているのでしょうか?

なぜ寂しいと死ぬと言われるようになったのか?

実際にうさぎさんは寂しいと死んでしまうのでしょうか?

もちろんそんなことはありません。実際のところは、可愛い顔に似合わず、縄張り意識が強く、むしろ単独飼育が基本です。飼い主様が、日中仕事に向かってもなんら問題はございません。

うさぎは野生下では非常に弱い立場にいます。肉食獣から捕食される側です。

このことから自分の弱っている姿を敵に見せないように、悟られないようにすると言われています。

つまり、具合が悪くても、弱っていても、限界ギリッギリまで我慢してしまうのです。

これは野生化でも飼育下でも同じです。犬のように感情豊かでもないので、日々の健康チェックは注意深く観察していないと見極めにくいです。

とはいえ飼っていれば機嫌が良い時、悪い時、構ってほしい時などは分かるようになります(*’▽’)

その為、亡くなる時は、何の前触れもなく急死したように見えてしまうこともあります。

飼い主が一人暮らしの場合、仕事から帰ってきたら、朝まで元気だったのに亡くなっていた、という事態に遭遇することになります。

この状況は、確かに寂しくさせたから亡くなった、と捉えられなくもないです。

インターネットもない時代から飼われているので、人伝にこんな噂が広まっていったのかも知れませんね。

ちなみにうさぎさんは絶食に弱く、12時間程度の絶食でもかなり危険な状態に陥るとされています。

ちょっと家を空ける時に餌を与え忘れてしまったことが原因で亡くなってしまう可能性も否めません。これも所以のひとつかも知れません。

また人気ドラマ「ひとつ屋根の下」にて「ウサギって寂しいと死んじゃうんだって」という台詞があったことも、この認識を広めることになった要因のひとつと言われています。

・うさぎは寂しくても死なない
・体調が悪くても、限界ギリギリまで耐えてしまう
・その結果、急死したように見える
・家を空けた時にこれが起こると、寂しくさせたから死んじゃったという状況に見えなくもない

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