折り紙と千代紙の違いとは?

折り紙は日本の伝統的な文化・遊びですので、日本人であれば誰しもが知るものではあります。

ですが、売られている折り紙を見ると、たまに「千代紙」と書かれているものがあります。

これには何か違いがあるのでしょうか?

 

折り紙と千代紙の違い

折り紙

紙を折って動物、植物、飛行機などを作る行為そのものです。

ですが、現代においては折り紙を折る紙そのもののことも、同時に指しています。

千代紙

折り紙を作るために使われる和紙。
また紙製の人形や工芸品などの装飾として貼られることもある紙。

元々は千代紙=和紙だったのですが、洋紙の普及に伴い、現代では日本の伝統的な和柄が印刷された折り紙を「千代紙」と呼んでいることが多いようです。

折り紙・・紙を折ってものを作る行為。またはその時に用いられる紙。

千代紙・・和紙でできた折り紙を折る際に用いられた紙。現代では和柄プリントがされている折り紙。

和紙と洋紙

和紙

和紙とは、日本に昔からある伝統的な紙のことです。

麻やマニラ麻といった原材料から作られ、繊維が洋紙に比べて長く、丈夫でしなやか、長持ちすると言われていますが、大量生産できない為、価格は高価になります。

洋紙

洋紙は主にパルプと呼ばれる植物繊維から作られています。

和紙と比べて生産性が良く、印刷する上でも和紙より相性が良いということで、現代において我々が日常生活で一般的に触れる紙は、そのほとんどが洋紙となっています。

例、メモ帳、ノート、本、などなど

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