「学修」と「学習」の違い、「生徒」と「学生」の違い

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「学修」と「学習」

「がくしゅう」と文字を打ってパソコンやスマホで変換すると、「学習」と「学修」という二通りが出てきます。

一般的に使っているのは「学習」の方ですが、「学修」の方は、どんな意味の言葉なのでしょうか。

辞書での意味は、

【学習】
学問・技術などを学び習うこと、 学校で系統的・計画的に学ぶこと

【学修】
学問を学び身につけること、学問を学び修めること

という説明がされています。似たような意味ですね。

意味だけを見ると学修の方は、学校で単位を修めて卒業するまでのことを意味してそうなイメージです。

早速答え合わせですが、学習はそのままの意味ですが、学修の方は、大学での勉強表現として使われています。

つまり、大学で勉強することを「学修する」というようです。

ただ、多くの方が「ガクシュウ」と聞いて思い浮かべるのは「学習」の方なので、例えば、就職試験の時など、何かしら自己PRを書く際に「学校では〇〇を学修しー」と書くと、面接官に「字を間違えている」と思われてしまう可能性はありそうです。

現に筆者が、推薦入試の願書を書いた時に、「学修」と書いたところ、親にも担任の教師にも「修の字が間違えている」と指摘されました。

「生徒」と「学生」

あまり意識したことが無いかも知れませんが、同じような意味として使われている「学生」と「生徒」も違いがあります。

学生は大学生を指す言葉
生徒は中学生、高校生をさす言葉

正直、学校に通っている者を一律に「生徒」「学生」というのだと、調べるまでは思っておりました。

広義で学校に通ってい教えを受けている者を「生徒」ともいうそうなので、大学生を生徒と表現しても、別に間違いではないようです。

ちなみに小学生を指す言葉は「児童」です。

著者紹介

月宮エナ

月宮エナ

書店員、飲食店経営を経てブロガーに転身 生活に役立つ知識や方法、雑学といったものを人に説明することが好きなブロガー

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