- 2021年3月1日
静かな場所で聞こえてくるキーンという耳鳴りの正体
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夜、寝ようと布団に入っている時や、誰もいない静かな部屋にいる時に、キーンと聞こえてくる耳鳴りのような音、
あの音にも名前がついていて「オイフォン」といいます。
生理的耳鳴り
オイフォン、または生理的耳鳴りとも呼ばれるもので、病気ではありません。
内耳で発生している音なので、内耳が何らかのダメージを受けると、この耳鳴りは消えてしまうそうです。
原因はまだはっきりとはしていないようで、蝸牛と呼ばれる、耳の中にある聴覚器官の有毛細胞の自発振動によって発生している音では、といわれています。
有毛細胞は、音を電気信号に変換して脳に伝えるという役割をしています。加齢や爆音を聞くとダメージを受けてしまい、難聴の原因となってしまいます。
なお、この有毛細胞は一度壊れてしまうと治ることはありません。
ライブ後など、大音量を聴いた後の耳鳴り
オイフォンとはことなり、大きな音を聴いた後に起こるキーンという耳鳴りは、音響性外傷といって、爆音によって有毛細胞が傷ついたことによって起こるものです。
生音で大きい音を楽しむのがライブの醍醐味と言えますが、頻繁に耳を酷使すると聴力が落ちてしまいます。
すると、大好きな音楽が聴けなくなるという、本末転倒的な結果を招いてしまう可能性もありますので、ボリュームの大きいライブに行く際は、耳栓を使用するなど対策をすることがオススメです。
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著者紹介
月宮エナ
書店員、飲食店経営を経てブロガーに転身 生活に役立つ知識や方法、雑学といったものを人に説明することが好きなブロガー