- 2021年6月6日
エアコンの修理はメーカー?電気屋さん?掃除は室外機周りも。
(執筆時6月末)7月が目前に迫って、徐々に熱くなってくる時期、地域や天気によってはそろそろエアコンを入れる季節になりました。
そんな時期に筆者の家のエアコンが完全に壊れてしまいました。
エアコンの症状
壊れたエアコンの症状ですが、冷房を入れようとすると本体の運転ランプが点滅し、冷風が一切出てきません。
ただ、送風モードにすると常温の風は出てくる状態です。
メーカーや機種によりますが、一般的に最近のエアコンは、自動診断モードが搭載されています。
故障かな?と思った際に一定の手順を踏むと、エラーコードがリモコンに表示されます。
そのエラーコードを、メーカーのホームページや説明書に記載されている表と照らし合わせて、おおよその故障の原因を探ります。
その故障内容を参照に、必要となると思われる部品をメーカーの修理担当の方が用意して持って来るそうです。
筆者宅のエラーコードの内容は「室外機との連携が取れていません」というものでした。
修理の際に担当者に伺ったところ、
ですが、室内機が故障している場合、送風もできないので、恐らくはそれ以外の故障かと。
とのこと。
ちなみに、筆者宅の故障原因は、室外機の故障でした。
故障の原因
今回の故障の原因は恐らく、室外機周りに生えている植物が成長して室外機に侵入し、基盤をショートさせてしまったことです。
実際に見せてもらいましたが、植物が焦げていました。
侵入したのは蔓性の植物で、細くて生命力もあるので、ぐんぐん伸びていってしまったようです。
修理担当さん曰く「蔓性の植物は侵入していきやすいので要注意です」と仰ってました。
夏前でぐんぐん植物が伸びていっている時に、放置していた自らの怠惰さが情けないです。高い勉強代でした。修理費は約25,000円。
ただハッキリと植物が原因とは言えないとのことです。確かにかれこれ10年使用しているので、経年劣化による可能性もあるとのことでした。
その日の内に室外機の周りの植物は、文字通り「根絶やし」にしたのは言うまでもありません。
確実に修理してもらえるのは、製造から10年間
今回、壊れたエアコンがちょうど10年だったので、修理担当の方が話してくれたのですが、エアコンの部品はそのエアコンが作られてから10年間しか製造しないようです。(要メーカー毎確認)
10年経つと部品の製造は終了し、あとは部品在庫が無くなり次第終了。
修理しようと思っても、部品の在庫が無い場合はどうなるのか聞いてみたところ「もう物理的に直せないので、買い替えるしかないです」とのことです。
まあ、実際問題として、部品がなきゃ修理のプロでもどうしようもできませんからね。
修理依頼、メーカーか街の電気屋さんか。
修理依頼は、メーカーだけでなく街の電気屋さんでも受け付けています。
筆者も「少しでも安いところを!」と思って、最初は街の電気屋さんをネットで検索し、何件か電話で問い合わせをしました。
ですが街の電気屋さんは、どんな修理でも請け負える訳ではないようです。
例えば、エアコン洗浄しかやれないところや、エアコンの取り外しができないところなど。
実際に筆者がかけた内の1店舗は、不調の症状を伝えたところ、
「見てみないと分かりませんが、その故障内容だとウチではできないかと」
と、修理は難しそうと断られてしまいました。
街の電気屋さんは差が大きいらしい
いろいろと調べてみると、街の電気屋さんは、店舗によって値段と対応、修理の腕はかなりの差があるとのこと。
値段もメーカーより安くなる場合もあるけど、逆に高くなる場合もあるようです。
以上のことを加味すると、「未知数な街の修理業者を取るか、安定のメーカー修理を取るか」ということになりますが、
筆者としては、街の電気屋に電話をしてみた肌感からは、メーカーがオススメかなという感じです。
修理屋さん探す手間も時間もかからず、値段がいくらになるのかという不安も、ちゃんと修理できるのか?という不安もなくて、確実ですからね。
街の電気屋さんがダメだと言っている訳ではもちろんありませんが、修理業者さん探している間もエアコンは使えませんからね。
今回はまだ比較的涼しい日でしたが、真夏だったらと思うと、一刻も早い方がよいです。熱中症対策的にも。
今回の修理は、夕方の申し込んで、次の日のお昼には来てくれたので助かりました。
梅雨が明けると一気に混みあうそうなので、不具合がある場合は梅雨の時期に済ませておくと安心です。
著者紹介
月宮エナ
書店員、飲食店経営を経てブロガーに転身 生活に役立つ知識や方法、雑学といったものを人に説明することが好きなブロガー